トイレマークで混乱
いつのまにか当たり前のように定着してしまったトイレマーク……あれ本来はただの性別マークなんですよね。スマホとかでも「トイレ」って打つと当たり前のようにあのマークが出てくるけど……本来は性別マークなんですよね(2回目)。

ではなんで本来は男性(紳士)と女性(婦人)がトレイマークになってしまったのか……有名な話でもあるので知ってる人は多そうですねw

初めてトイレマークが考案・設置されたのは1964年の東京オリンピックでのこと。世界中から多人種が一堂に会する場で、誰の目から見ても用途がひと目で判断できるようピクトグラム(絵文字)で様々なものも案内標識としてデザインされた。その中でも「トイレ」というのは世界各国で便器の形などが違うためデザインしづらく苦肉の策で「紳士」「婦人」のマークを使用したところ定着した…とされます。

つまりあのトイレマークは日本人が考えたんですねw 確かにトイレ(便器)の形って国によって違っていて、日本でも「和式」「洋式」って言うくらい差があって……でも現在となってはなんやかんやで、洋式で世界共通に通じそうではありますけどね……どうなんでしょう。

とりあえず、当時世界共通のトイレの形がなくて、苦肉の策であの男性(紳士)/女性(婦人)のマークを使用したところ浸透しちゃったという話です。ちなみにトイレマークをさらに青/黒(男性用)と赤(女性用)と分けるのは日本のみというわけではないけれど、日本ならではな部分もあって、欧米諸国とかではあまり色分けはされていないようです。

……先ほども言いましたが、もう現代ではあの「洋式便器」の形がなんだかトイレとして世界共通認識されているような気もするんですよね……だから、そろそろ「性別マークでトイレを表記」するのも終わってもいいんじゃないのかなって……思ったり……。