けっこんしようよ


あらすじ

「あたしけっこんすることにしたの」

ちこちゃんは、ぬいぐるみのくま、ずんと、とっこちゃんは、はるなせんせいと、つくしくんとてこくんは、だいすきなずかんと、たあくんはひとりで、けっこんしきをあげました。どのしきも、せいだいに、おこなわれました…。げんきな6にんのこどもたちと、はるなせんせいのいるドレミファえんで、いっしよにあそぼ。

おすすめポイント

1990年に刊行された『けっこんしようよ』。その結婚観がSNSなどで大きな話題となり、復刻となった絵本です。

今日では、結婚は家と家との繋がりという位置づけから、個人個人の繋がりという位置づけになったものの、未だ婚姻間での恋愛や性生活の有無、性別などを重視され、結婚して当たり前な風潮もあります。

そんな中、1990年というずっと前に刊行された絵本には、性別も相手にもするしないにも捉われない素敵な結婚観が話題になりました。

男の子がドレスを着たり、女の子がタキシードを着たり、いろいろダイバーシティに富んだ結婚式だと思いましたが、私個人的には「けっこんしないしき」が一番グッとくるものがありましたね。

こういったいろいろな結婚観を子供のうちから絵本という形で知るのはいいですね。