オススメコーナー
【テーマ:同性カップルと子どもの作品】

今月のテーマは同性カップルと子どもをテーマにした作品です!
普遍的な物語であったり、とんでもないハプニングあったり、子どもにめぐまれるまでの話だったりです!



キッズ・オールライト(洋画)

【あらすじ】
ニックとジュールスは、長年付き合っている(女性同士の)カップル。同じ精子提供者を受けてそれぞれが産んだ子供、ジョニとレイザーの4人で暮らしている。

ママ二人と姉弟という少しいびつな家族だが、仲良く、楽しく愛情に満ちた生活を送っている。しかし、18歳になり、大学進学のための1人暮らしを控えたジョニと15歳のレイザーは、まだ会ったことのない自分たちの医学上の父親・ポールに興味を持ち、こっそり会いに行くことに。

オーガニックレストランを経営し、気ままな独身生活をするポールに親しみを感じた二人。

しかし、親二人にもポールのことがばれたことから家族に少し異変が起きはじめる・・・。

【おすすめポイント】
この作品は「同性カップルとその子どもの家族の描かれ方が自然で素敵」と聞いて観させていただきました。
 
「中年期を迎えた婦婦」「手を離れていく子どもたち」そして「突然現れた精子提供者」という、どこかイレギュラーなようで、割りと身近な普遍的な家族の物語を描いていて、それらを乗り越えたときに見えてくる「家族とは?」という問いに答えが出るかもしれない、そんな作品。

 

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チョコレートドーナツ(洋画)

【あらすじ】
1979年、カリフォルニア。
シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。

世界の片隅で3人は出会った。そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。
しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。
ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。血はつながらなくても、法が許さなくても、奇跡的に出会い深い愛情で結ばれる3人。

見返りを求めず、ただ愛する人を守るために奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。

【おすすめポイント】
実在した事柄をモチーフにしたフィクションと言うことで、どこまでが本当にあったことで、どこまでフィクションかは分からないのですが、愛するわが子を奪われる苦しみに事実もフィクションもないのだと思いました。

観た後は、すべての人に幸あれとなんだか大掛かりなことも思ったりしましたが、なんだかチョコレートドーナツが食べたくなります。

 

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お母さん二人いてもいいかな!?(コミックエッセイ)

【内容紹介】
私たち、「婦妻(ふさい)」で育児してます。
恋に落ちた相手はレズビアンのシングルマザーだった!
彼女との出会いから女二人での育児、子供の「お父さん欲しい」問題まで、新しい「家族」の形を描くコミックエッセイ。

【おすすめポイント】
作品全体は婦妻である中村キヨさんとサツキさんの出会いや馴れ初め、想いや悩みといったやりとりで構成されていて、そこに「子どもとどう向き合うか」という部分が要所要所で描かれているといったような感じです。

全体的に二人の生い立ちや出会いなどなどはブラッキーな部分もありますが、ユーモラスに語ってる部分もあり、日常的で普遍さも感じる作品ですので、是非

ゆりにんレズビアンカップル妊活奮闘記(コミックエッセイ)

【内容紹介】
「彼女の子供が欲しい。でも、私は不妊症だった」
レズビアンカップルの紫苑と牡丹が挑んだ妊活記録を漫画化!
国内外での精子提供や人口受精の事情がよくわかるコラムも収録!
パートナーの牡丹と一緒に暮らす紫苑。人工授精で子供を作り、牡丹と一緒に育てると決意するが!?
 
人工授精、精子提供。レズビアンカップルの妊活コミック!リアルに子供を産んだレズビアンカップルの声も収録!

【おすすめポイント】
物語途中にある「番外編」にて「妊活始めた人は絶対やってほしいこと」や漠然とした疑問「子育てにいくらかかるか」などは、もっと突っ込んで知りたいとは感じるくらいの情報量ですが読んでいてとても参考になりました。
 
書籍末には文章にて著者の紫苑さんと精子提供者の義兄さんとの対談や、金井景子さん青山真侑さんの解説、そして紫苑さんのパートナー牡丹さんの解説と、漫画では分からなかった部分も知ることが出来るので読みごたえのある書籍だと思います。

キッド―僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか(エッセイ)

【内容紹介】
同性カップルが養子縁組によって子どもを迎えるまでの事の次第を等身大で綴った痛快ノンフィクション。
ダンとテリーはゲイのカップル。
オープン・アダプション(開かれた養子縁組)で子どもを迎えようと決めた二人だが、男二人で「育ての親」になるという挑戦に加え、「生みの母親」であるホームレスのパンク少女メリッサの事情も絡んで、縁組成立まで一喜一憂の道のりに……。
前例のないさまざまなステップを踏破して、ついに愛する息子D・Jの親になるまでの自身の体験を、機知とユーモアたっぷりに語る。
何が人を親にするんだろう、家族って何だろう──読み進むほどにページを繰る手がもどかしいほど加速する、新しいかたちの家族の誕生物語。

【おすすめポイント】
どこを切り取っても読みごたえのある作品で、特にゲイならでは…というかセックスコラムニストだからなのか、視点がとにかく面白いですし、はじめの読むきっかけは「ゲイのカップルが養子縁組で赤ちゃんを授かった話」ということで漠然と「どうやって?」それには「どんな苦悩が?」とか「周りの反応は?」とか。
 
そういうことが気になって読み始めたのですが、もちろんそこも充分にくみ取れるけれど、読後はオープン・アダプションのシステムやダンとテリー、そして養子のD・Jの家族の可能性にワクワクした気分でした。
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いかがでしょうか。同性カップルに子ども?と思った人も多いと思います。
確かに異性カップルとはプロセスが違うかもしれませんが、子に注ぐ愛情や家族の暖かさは異性カップルも同性カップルもないのだと思います。

▼最後に子どもを家庭に迎えた同性カップルたちの写真集を▼
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