親戚の集まりの憂鬱
多分個人的あるある。LGBTsとかセクシュアリティやジェンダーにおいてマイノリティとされる人の中には盆や正月みたいに“親せき一同が集まるところ”は肩身が狭い思いをする人も多いと思います。

「長男なんだから早く嫁さん見つけて男の子を産んでもらって……」みたいな昔ながらの考えの押し付け、「もういい歳よね?そろそろ結婚とかしないの?」結みたいな婚観の押し付け、「もっとしゃんとしないと!いい人見つからないわよ!」みたいな謎のお説教&おせっかい。

「かわいいのに男みたいな恰好してぇ」事情を知らない人もいるし、故に不躾な言葉を言われたりもする。「はやく孫の顔を見せておくれ…」みたいな謎のプレッシャーもあるし、「いい歳なのに独り身なんて…」と見下し&蔑みの視線もある。

などなど、事情を知らない人もいろんな&昔ながらの考えの人もいるし、人数によっては集約しきれないことも多々。だから祖父母にはお世話になたし挨拶しに行きたいけど、叔父叔母いとこは……って人もいるだろうし、私のように仕事にかこつけて(当時サービス業だったので、盆正月は激務だった)、親せきの集まりに参観しないって人もいると思います。

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せっかくの親せきの集まりで状況によっては1年にそう何度も集まれないって家族もあるでしょうし、だからできれば参加したいって人も、気軽に参加できる雰囲気作りがあればいいのにって思いますね。

ちなみに私は上記のとおり、性別移行中は仕事を理由に親せきの集まりは不参加、その後、性別移行が終了したり、結婚したりするタイミングで集まりに参加復活。とは言っても夫くん基準の親せき回りになるので、あまり関係ない気もしなくもない。

私のように状況が変化することで参加できる人もいれば、基本的に状況が変化しない人はいつまで経っても参加しにくいこともあるし、、性別移行者のように見た目に変化がある人はそれだけいろいろ突っ込まれる人もいれば、黙っていればやり過ごせる人もいるので、捉え方は人それぞれなのかもしれませんけどね。

……私としてはお世話になった人も多いし、年にそう何度も合えるわけではないので、なるべく参加したかったりするんですけどね……子どもの頃は面倒でたまらなかったけどwそんな盆正月の思い出