ノンケとガチの幼馴染


あらすじ

バレンタイン当日。校内トップクラスのイケメン・ひこは今年も学校中の女子にモテモテ!
イケメンなのに彼女ナシのひこを狙って、女子生徒が集うその時…
「受け取れ!  本命だ! 」廊下に響き渡ったのは、熱烈な愛の告白!?

しかも手作りチョコを携えたその人物は、幼馴染の「男友達」だった!
友達でいたいひこ×恋人になりたいけん、すれ違う二人の「好き」が交わる先は――…?

ひたむきでまっすぐなピュアラブ? コメディ!

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『ノンケとガチの幼馴染/かおもじ』より

感想

もともとはTwitterにて投稿されてたのを再編集や描き下ろしなどをして1冊にまとめたBL作品です。

けんとは友達でいたいひこが何故「友達」や「親友」という枠にこだわるのか、それは育ってきた環境からくるもので、いわゆる「異性愛至上主義」の押し付けから「恋愛は男女でするもの」という思い込みから好意を伝えてくるけんを疎ましく思っている。

反面けんは「言えなかった後悔」を痛感しているため、自分の想いに戸惑いつつも全力でその好意を想い人であるひこに伝える。

ちょっと仄暗い部分もあるけれど、基本的にはラブコメディ要素が強く2人の恋の行方を見守れる楽しい作品です。

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『ノンケとガチの幼馴染/かおもじ』より

人生縛りプレイ

作者さんはひことけんに対して「自分で決めたルールによって人生縛りプレイになってるキャラクター」とおっしゃっていましたが、割とこれは現実でもあるあるで、それは思い込みだったり幼いころに培った経験だったりがあると思います。

現に私も学生の頃「男の子なんだから男の子に恋しちゃダメだ!」って思ってて自分の考えと真逆のことしてたなって…今思えばあれは「自分で決めたルールによって人生縛りプレイ状態」だったのかもしれませんね。

また「ノンケ」と言い切ってるタイトルですが、最後はどうくっつくのだろう?ノンケでもBL的展開でくっついちゃうのかな?なんて読んでいましたが、ちゃんとタイトル通り「ノンケとガチの幼馴染」って感じでした。……というか「なるほどなぁ」と納得するタイトル回収でしたね。

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『ノンケとガチの幼馴染/かおもじ』より

まとめ

またそれまでひことけんのふたりだけの世界だったところにイタミというキャラが投入されることで話は大きく動きます。このイタミは人生縛りプレイと評される2人と違って「そんなの関係ねぇ!」と話を進めるから、頑張りと活躍は読んでいて楽しかったです。

物語はシンプルでスッキリしているのであっさりと読めて楽しいです!

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