性別移行と厄年
漠然と「良くないことがおこる年」として「厄年」ってありますよね。その厄を払うために「厄払い」を神社などでしてもらう人もいるかと思います。そしてその厄年は性別によって変わってくるので、性別移行している人や途中の人、Xジェンダーを自認してる人なんかはどうするの?ってことがちょこちょこ話題になります。

ちなみに「大厄」だけの話をすると一般的に男性の大厄は「42歳」で女性の大厄は「33歳」です。ただこれは数え年でいうか満年齢でいうか、また年齢自体も神社などで変わってくるそうです。

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では本題の「どっちの性で?」という問いなのですが、人によって解釈が違うので「望みの性や自認してる性に沿って」「実生活をしている性別に沿って」「男女の両方」や「男女の中間」って人もいました。「男女の中間」って大厄なら37歳か38歳ってことかな?

多分「実生活を性別や望みの性に限らず戸籍の性で」って人もいると思う。厄年を気にしない性分なので、あまり気にしたことなかったですが、性別移行したタイミングによっては、2回大厄が来たり、大厄を迎えなかった……なんてこともありそう

個人的には同じ「ヤク」なら厄年じゃなくて「役年」という「重要な役割を担う年」説を推したい!昔(平安時代くらい)の生活習慣に基づく男性の42歳は引退や隠居生活、女性の33歳は子育て一段落っていう役割が変わる年からの「やく年」という説もあるのですが、同じ「やく年」なら、いただいたお仕事や周りの人に感謝して、節目として次につなげられるような年として前向きに捉えたいなと思っています。

……といっても今まで厄年とかまるで気にしたことなかったんですけどね!やく年もどう受け止めるかは人それぞれってことでw