今回は『ノンセクシュアル』というセクシュアリティについて説明したいと思います。
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●【恋愛指向と性的指向】ロマンティク&セクシュアル【用語解説】
●【恋愛感情や性的欲求が(ほぼない)】Aセクシュアル【用語解説】
ノンセクシュアル(非性愛者)は恋愛感情はあるが、性的欲求が(ほぼ)ないセクシュアリティのことで、その「性的欲求が(ほぼ)ない」という部分は「性嫌悪」なのか「無欲」「無関心」なのか、他にもいろいろ当事者によってまちまち。※性的欲求がないことと性嫌悪とは分けて考えるケースもあります
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よくAセクシュアルと混同されるけど、恋愛感情も(ほぼ)ないセクシュアリティのAセクシュアルに対して、ノンセクシュアルは恋愛感情の有無は問わない。なので「ゲイでノンセクシュアル」や「バイセクシュアルでノンセクシュアル」なんてこともありうるのですね。
ちなみにこの「ノンセクシュアル」という表現は日本独特で英語圏にはありません。「性的欲求がないセクシュアリティ」のことを英語圏では「asexual」というので、日本語の「ノンセクシュアル」が英語圏の「asexual」という感じです。※日本語でいう「Aセクシュアル」と英語圏の「asexual」はちょっと違うので注意
ロマンティックとセクシュアルを使い分ければ「ゲイでノンセクシュアル」や「バイセクシュアルでノンセクシュアル」も表現出来ちゃったりしますんで。
さて「ノンセクシュアル」に話を戻して、性的欲求が(ほぼ)ないというセクシュアリティも悩ましいことが多く、「性欲があるのは健康的」「経験すれば治る」などなど『性欲主義』や『無理解』もあるみたいですね。
ウチもAセクシュアル(恋愛感情も性的欲求も(ほぼ)ない)の友人と話すと、自分や世間がいかに「恋愛主義」や「性欲主義」な部分に塗れているかを思い知らされます。個人的には世の『恋愛至上主義』や『(恋愛要素の強い)婚姻制度』について考えるいいキッカケかなと思っています。