結婚プレッシャー01

職場でふと上を見ると上司のほとんどが『既婚男性』なんてこと、多いのかも。

ほとんどとは言わず「全員既婚男性」な可能性も。

結婚予定のない……というより、したくてもできないゲイの友人にとっては『あ、オレこの企業で出世とか難しいかも』と思う出来事だったようです。

これは未婚や非婚の人や女性も感じることかも知れませんね。

ゲイの友人に限らずですが『モデルケースがない』というのは、実はそれだけ不安や見えない壁を感じる人もいます。「ガラス天井」や「見えない壁」と表現する場合もありますね。

私自身、男性から女性に性別移行するあたって「本当に女性として生活できるのか、幸せになれるのか」という不安がありました。

それは、すでに男性から女性に性別移行した人で幸せに女性として過ごしている人は完全に表舞台に立つことがないので、やっぱり「モデルケースがない」というのに通じる不安でした。

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それとは企業の話では別かもですが、ゲイの友人はそれなり仕事をしたい、能力を認めて欲しい、出世とかもしたいという人でしたので、モデルケースがないというのは難しいのかもですね。

特に「結婚」と絡めるとどこか「結婚して(家族を持って)こそ一人前」「その年で結婚しないないんて、何か問題があるじゃ?」という明後日の方向で見られることもあるようで大変みたいです。

私が昔に勤めていた企業も同僚やひとつふたつくらい上の先輩には女性社員もたくさんいたのですが、ある一定を超えると「ほぼ男性」。

そのことを先輩に聞くと「女の人はすぐ辞めていっちゃう」とのことでしたが、その回答はどことなく恐怖というか……。

おまけに既婚率も高かったのも印象的で、なんだかウチも変な恐怖を感じてたのを覚えています。なんだかその頃は不安とかよりも、なんか怖いって思ったんですね(笑)不思議な感覚です。

実はこの企業の結婚プレッシャーの話、私とゲイの友人が出会った頃の話で、よく私に愚痴っていました。

だけど、今ゲイの友人は結婚プレッシャーなんてものともせずに頑張っています。彼は凄いです。

ちなみに今回の話とはあまり関係ないですが、私の前勤めていた企業の上司の「不健康率」もすごかったので、ある意味それも恐怖を助長していたのかもしれませんね。

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