体育祭の億劫な演目01

学生時代のあまり好きでないイベントとして私は体育祭や運動会を挙げます。もともと運動が苦手、体育が苦手というのもあって、ついでにインドア派ときたもんで、体育祭系のイベントはかなり億劫。

その中で群を抜いて『組体操』が嫌でした。

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何が嫌かと言うとまず男子限定の演技(私の母校の場合)であること。

女子は創作ダンスだったりしたので、羨ましかったです……といっても組体操より幾分かマシ程度ですが(そもそもインドア派なので)次に上半身裸という露出。

水泳の授業と違って水で隠れることもなく炎天下の下に晒されて、しかも演技なので注目度も抜群。思春期真っ只中の男子学生には辛かったです。

そして、肌と肌の接触。

当時は性に敏感だったのか、人の体を触るのも触られるのも苦手でした。なのに組体操の密着度は、それはもう……。

後は他の男子との筋力差や雄々しい演技であることも苦手で……体育祭系のイベントの中ではトップクラス……。ちなみに学年が変われば男子限定の上半身裸の騎馬戦もあったり……。

でもまぁ、そんな理由で出られないなんて小心者の私には言えずに、偽りの仮面をかぶって演技しまたよ。

体育祭系のイベントは思った以上に性差が現れるイベントで、男子生徒はより男らしさを、女子生徒はより女らしさを求められるんだなーと改めて痛感。

私のような騎馬戦や組体操をしたくなかった男子生徒がいるように、騎馬戦も組体操もしたかった女子生徒もいたのかもしれない。

そんな体育祭系のイベントの思い出話でした。