プライドパレードの思い出
6月はプライド月間なので「プライドパレードの思い出」について。私がまだ男子学生時代の話ですが、初めて『プライドパレード』の存在を知ったのはテレビのニュースでした。派手で際どいファッションをしている人たちが道路を練り歩いている映像と共に流れてきたテロップは【同性愛者と性同一性障害らが人権を求めてデモ行進!】みたいな感じでした。

※当時プライドパレードに関してはそんな報道が一般的でした

当時の私は「男子であることが苦痛……だから性同一性障害?でも男性が好きだから同性愛者??」と迷いに迷っていた時期でした。なのでそのニュースを見たときは衝撃でした。

『同性愛者とか性同一性障害ってこんな人たちなの?』
『ウチもこんなエッチな格好しなきゃいけないの?』
『こんなに目立ちたくない!もっと平穏に生きたい!』
そんな感想を抱きました。

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当時狭い世界観で生きていて、今ほど広い視野で見ることが出来なかったので、『派手なパレードをしている人たち=同性愛者と性同一性障害』みたいな変な構図があって苦しみましたね。今となっては笑い話ですが。

今ではニュースでも『LGBT団体がパレード』と言ったりしてるですかね。それでも未だに『パレードに参加している人=LGBTsのすべて』と思っている人は多そう。最近は「歌手の○○さんもパフォーマンス!」とか「□□知事も参加!」とかも目にするから、そうでもないのかな?

実際多くのストレート・アライの人も参加してますし、ストレート・アライであってもLGBTsであっても、参加せずに別の形で支援している人もいますね。ちなみに私は訳あって一度も参加していませんが、別の形で支援しているつもりです。個人的な野望というか、いつか世界のパレードに見学行ってみたいなって思います……まぁ、あくまで野望w