セクシュアリティ迷子
セクシュアリティ迷子は自分のセクシュアリティが分からなくて、あっち行ったりこっち行ったり、迷ってしまったりすることです。いわゆる「ゆらぎ」と言われるものに近いかもです。セクシュアリティやジェンダーの在り方というのは多種多様というか、十人十色というか、とても多く、近いのは見つけても、なんだか微妙に違ったりと、悩むときはトコトン悩みます。それがセクシュアリティ迷子。

これは別に正式な呼び方ではないのですが、他にも『セクマイ迷子』や『性別迷子』と呼んでいる人もいます。セクシュアリティやジェンダーは『性的指向』『性的嗜好』『性的表現』『身体的性別』『性的役割』『性自認』『性他認』『生活上の性別』などなどが複雑に絡み合ってるので、迷う人はトコトン迷います。もちろん、迷わない人もいます。

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迷わない人は「え?なんでそんなに悩むの?自分のことなんだから、自分のセクシュアリティくらい分かるでしょ」って思う人もいますが、これがそんな単純な物ではないのが『セクシュアリティ&ジェンダー』なんだと思います。悩む人はとことん悩みます!

ただ迷うことは悪いことではないと、個人的には思います。じっくり考えて、悩んで、選び抜いて、たまに考えることもお休みして、気が向いたらまた考えて。そんな向き合い方もアリだと思っています!

ちなみにセクシュアリティやジェンダーに迷っていること、また決めずにいることを、前向きな表現として『クエスチョニング(問性愛)』という言い方もあります。