内容紹介
はじめて二人で行く海外旅行!心あたたまる日常系BL、親への挨拶編
「――オレたち恋人として一緒に暮らしてるんだ」
独立を目指して働くシェフの開人と、駆け出しのアートディレクターの伊介。二人の同居生活も6年目。
開人は父に伊介をきちんと紹介しようと、オランダ・ユトレヒトに行こうと考える。そして、同行したいと言う伊介と共に、はじめての二人での海外旅行に――!
いつもとは違う風景の中で、旅を満喫する開人と伊介。それはまるで、ハネムーンのようで…♪
感想
BLマンガ【おはようとおやすみとそのあとに】シリーズです。このtripはシリーズ7冊目であり同性カップルである開人と伊介がオランダにいる開人の両親に二人の関係をカミングアウトするお話です。
このシリーズは2人が付き合うまでだったり付き合ってからも喧嘩したりとメリハリがありつつもゆったりとした気持ちになれる作品なのですが、この7冊目のtripの前半は親へのカミングアウトに焦点を当てて、終始どこかピリリとした空気を感じます。
またそのカミングアウトとの内容や両親の受け止め方の描き方が個人的には素晴らしく感じたので共有できたらなと思いました。
『おはようとおやすみとそのあとに 4巻/波真田かもめ』より
カミングアウトに対する答え
今回7冊目にして開人の両親にカミングアウトというお話ですが、それ以前に恋人である伊介とは同居人の友人として紹介し顔合わせもしています。その時に開人は父親に「結婚はしない、でも幸せだから安心して」と告げています。またオープンではないものの親しい友人知人には二人の関係を告げており、いざ開人の両親に……というお話です。
開人の両親のオランダでは同性婚も法制化されている国で父親の知人にも同性カップルもいるとのことですが、いざ二人のカミングアウトには事実を受け止められませんでした。
『おはようとおやすみとそのあとにtrip/波真田かもめ』より
そんな両親に開人たちは何をどう伝えるか、両親は開人たちに何を伝えるか、カミングアウトによるそのわだかまりをどう解きほぐしていくのかは、とても温かく見守ることができます。そして開人の両親……とくに父親が二人の関係を受け止めるために導き出した答えも良いです。
『おはようとおやすみとそのあとにtrip/波真田かもめ』より
既刊もおすすめ
今回はシリーズの7冊目にあたる【trip】の開人の両親へのカミングアウトに焦点を当ててご紹介しましたがそれまでにも上記のように開人の両親と開人と伊介で食事をしたり、友人知人にカミングアウトしたりというエピソードもあります。
またなによりも二人のイチャイチャだったり時にはケンカだったりと、心あたたまる日常系BLと言われるようにのほほんとした気持ちになれる作品です!
おはようとおやすみとそのあとに/波真田かもめ
posted with カエレバ
まとめ
BL作品百合作品においてカミングアウトをするシーンは多かれ少なかれあります。サラッと済ませる場合もあれば、大きな感動を呼ぶイベントみたいな場合もあり、パンチこそないが真剣に向き合ったりする場合もあったりと様々です。【おはようとおやすみとそのあとに】は短いながらも真剣に向き合い、最終的に答えを出してることも個人的には評価高いです。そういった作品はなんだか見応えを感じてしまいますね
あと単純に開人と伊介のイチャラブがなんだか可愛いのもありますw
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