まず「ダイレーションとはなんぞや?」というところから説明しますと、ザックリ分かりやすく「性別適合手術のアフターケア」です。手術の内容によってはあったりなかったり、アフターケアの内容も様々です。主に造膣した部分が塞がらないようにダイレーター(スティックという場合も)という棒状の器具を差し込む作業です。
はっきり言って、ある程度の個人差はあるとは思いますが、痛み&苦痛を伴い、場合によってはメンタルをゴリゴリ削られます。とは言ってもマイナス面ばかりを言ってもしょうがないですが、大事な大事なメンテナンスなんですね。
前述したとおりダイレーションの内容は術式や手術をしたクリニックや病院、身体の状態などにより、それぞれなので一概にはなんとも言えないのです。例えば某クリニックではダイレーションを1日に3回、各2時間から徐々に減らしていって、術後6ヶ月の頃には1日に2回、各1時間とか。
▼あわせて読みたい▼
●辛いダイレーションの先に女性としての喜びはある?【性別適合手術/性転換手術】
●【性転換手術】ダイレーション中の寒さ対策【元男子】
▼あわせて読みたい▼
●辛いダイレーションの先に女性としての喜びはある?【性別適合手術/性転換手術】
●【性転換手術】ダイレーション中の寒さ対策【元男子】
私の手術したクリニックでは術後ダイレーション中心の生活にならないよう、社会復帰が早まるようにと、ダイレーションの内容は比較的にかなーりゆるかった印象です。それでも個人的な不安から少し多めにダイレーションをしたました。
他にも昼間はダイレーションをせずに寝るときだけ就寝用ダイレーターを入れて寝るやり方やダイレーター挿入時にアクションをつけるなどやり方はいろいろ。ダイレーターもいろいろで、基本的には手術した病院やクリニックからいただき(買い取り?)ますが、材質は硬化プラスチック製、アクリル製、シリコン製などなど。
私の場合は硬化プラスチック製からシリコン製(別購入)にシフトチェンジしました。あと、造膣なしの手術法など術法によってはダイレーションを必要としない手術もあります。個人的はこの術後のメンテナンスというかアフターケアのダイレーションスケジュールも手術するクリニックを選ぶ基準になりました。
長文失礼します