性表現エピソード
性表現エピソードというかなんというか、性表現ってなんだか他の性別要素に影響されやすいよねってお話。例えば「中性的な服を着ていると性自認まで中性だと思われる」「(性分化疾患の人が自分の好きな恰好をしているのに)性別に捉われず好きな恰好をしていいのよと言われる」「(男の娘が)性自認が女性、性的指向は男性に向いている、女の子になりたがっていると思われる」「スカートが嫌いでパンツスタイルを望んだら、男になりたいのか、女を捨ててるなどと言われる」などなど。

いろんな性表現と他の性別要素が混同されるエピソードがあるよねってお話。ちなみにゲイの友人に話したら「ゲイはみんなゲイっぽいファッションをしていると思われることもある」と言っていました。これも性的指向と性表現が混同されたエピソードですね……ところでゲイっぽいファッションってどんなだ?

でもまぁ、多かれ少なかれ「男だから男っぽい恰好をする」「女だから女っぽい恰好をする」っていうのは多少あると思います。それ自体は否定はしないけど、すべての人に当てはまるわけではないんだぁと思いました。

私自身、性別移行して男子から女性になりましたが、最初こそ、女性として生活してるんだから女性らしい恰好をしなきゃと思っていましたし、周りにも「せっかく女性になったんだから」と言われていたのですが、どうも私自身はあまり極端な女性らしい恰好……というよりも可愛らしい恰好は好きではないみたいで、自分の好きなスタイルを探すのには少し苦労しましたw

これもまぁ性表現と他の性別要素を混同してしまったエピソードなのかなと。まぁ性表現もいろいろです。そういえば、以前、ドラァグクイーンさんがいて「ドラァグクイーンっていうくらいだから男性か…」と思っていたら、そのドラァグクイーンは女性でした。

よくよく考えたらドラァグクイーンさんって単なる男性が女性の恰好をしているわけではなく「過剰に女性性を表現したエンターテインメント」って感じなので、必ずしも男性とは限らないんですよね。これもまぁ性表現と他の性別要素を混同してしまったエピソードってことで。