証拠を求められる
何にしても「証拠」を求められることがあります。

その証拠が簡単に示せる場合もありますが、必ずしもそういうことばかりじゃないですよね。

例えば「ゲイである証拠」や「性自認が女性である証拠」

戸籍謄本や個人情報系の書類に性的指向や性自認の項目があるワケでもなく、病院に赴いて診断書をもらえるわけでもないのに、その証拠を求められることも。

たぶん求めてる本人も証拠を提示できないことを分かってて言っちゃってる部分は少なくないと思うし、それでも漠然と証拠を提示したら納得するであろうという気持ちも分からなくもないです。

……と言うのも、やはり私自身、自身の性への違和感や性自認の部分というのは不確定というか不安定で「あなたは性別に違和感を持っています!」「あなたの性自認は男性ではありません!」と言ってもらえた方が楽だろうと考えてた時期もあります。

証拠の提示とは少し違いますが、それ故に性同一性障害の診断書をいただいたときは、ホッとしたような不思議な感覚でした。

なんとなーく自身への違和感に証拠付けをされたような感覚。

私自身そういった経験もあるので、証拠を求める気持ちも分からなくもない。それでも一度、性自認や性的指向が簡単に証拠付けが出来ないことを知ってもらえたらなと思います。


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