あのキス


あらすじ

主人公の白峰あやかは清蘭の中等部から何事も一番で品行方正、成績優秀と慕われていた。

しかし、高等部に進級し突然やってきた天才と評される黒沢ゆりねにその座を奪われてしまう。負けず嫌いなあやかはライバルとして悔しがるが、ゆりねが自分に好意を寄せていることに気づく。

周りの人との葛藤や恋心を知りながら、彼女たちは少しずつ成長していく。

少女たちの数だけ、物語は存在する――…。

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漫画『あの娘にキスと白百合を』より

おすすめポイント

中高大一貫の女子校「清蘭学園」を舞台に贈る、少女たちの「恋」と「キス」の物語でオムニバス方式が用いられており、少女たちそれぞれに恋の物語があります。また毎回必ずキスシーンが入っていることが特徴で、この作品の見どころとなっています。

百合の世界…といって良いのか分からないのですが、男性キャラは一切、父親ですら登場せず、女の子たちだけの世界観で、相手が同性であることに悩むという描写もない、百合のために作られた百合の世界です。

この異世界感がとても強く、そこが『あのキス』をまた魅力的に仕上がてくれていると思います。

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漫画『あの娘にキスと白百合を』より

少女の数だけある恋物語

『あのキス』はオムニバスという形式をとっていて、メインの白峰あやかと黒沢ゆりねのカップルの他にも陸上部の選手とマネージャー、コスプレカップルなどなど、コミックスの本編と本編の間に挿入されている1ページの番外編「あのキス小劇場」も入れると、かなりのカップル数になります。

個人的にはメイン巻は2巻の日下部千春と秋月伊澄のカップルが結構好きです。伊澄の真っ直ぐで駆け引きなんて苦手なところが可愛いなと思います。

でもやっぱり1番はメインの白峰あやかと黒沢ゆりでしょうか。最終巻で自分の気持ちを知るために今まで登場したカップルたちに話を聞いていく姿は謎の感動がありました。どのカップルも可愛らしくて一生懸命に恋だったり友情だったり頑張ってるのがとても素敵です!

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漫画『あの娘にキスと白百合を』より

単行本表紙も見てほしい

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単行本は全10巻で、個人的にはそれぞれの表紙が綺麗だなと思っています。

1巻の白峰あやかと黒沢ゆりねから始まって、それぞれの巻のメインとなるカップルが表紙を飾っているのですが、その雰囲気がとても良い。

作品タイトルに倣って『白百合』があるのはもちろん、それぞれの花が綺麗で、朝顔だったり桜だったりいちごだったり、作品の内容に合っています。そして最終巻は1巻で表紙を飾った2人がまた登場、そして飾られる花は今まで表紙を飾った花たちというのが最高にエモさを感じます!

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