ジュディ 虹の彼方に
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あらすじ
ジュディ・ガーランドは『オズの魔法使』(1939年)でハリウッドのスターダムへと駆け上がったが、次第に薬物依存や神経症に苦しめられるようになり、そのことがキャリアにも暗い影を落とすようになった。1960年代後半には家賃の工面にも難儀するほどの苦境に陥っていた。
1968年、ジュディはロンドンで5週間にも及ぶ連続ライブを敢行することになった。
当初、精神的にボロボロになっていたジュディは舞台に立つことすら危ぶまれていたが、必死の思いで何とか一日目をやり通すことができた。舞台に上がった瞬間、ジュディは往時の輝きを取り戻して圧巻のパフォーマンスを披露したのである。
当初、精神的にボロボロになっていたジュディは舞台に立つことすら危ぶまれていたが、必死の思いで何とか一日目をやり通すことができた。舞台に上がった瞬間、ジュディは往時の輝きを取り戻して圧巻のパフォーマンスを披露したのである。
おすすめポイント
『ジュディ 虹の彼方に』は2019年のイギリス・アメリカ合作のオズの魔法使いのドロシー役で有名なジュディ・ガーランドの最晩年に焦点を当てた映画です。幼い頃よりショーで活躍してたジュディは、輝かしいスター街道とは裏腹に5度の結婚、寝れず薬漬けの生活、自殺未遂などかなりスキャンダラスな生活を送っていました、後に娘で女優のライザ・ミネリが「母はハリウッドが大嫌いだった」「母を殺したのはハリウッドだ」と発言するほど芸能界の闇に飲まれていたようです。
そんなジュディの最後のステージを本作は描いており、ジュディの苦悩や愛情を感じることができると思います。
映画『ジュディ 虹の彼方に』より
LGBTQとジュディ
60年代~80年代のアメリカ・イギリスはかなり同性愛に対して批判的で、罪とされるほど厳しい環境かでした。しかしジュディはそんな時代の同性愛者に対して理解を示していた数少ない著名人の一人で画でもそこは描かれており、同性カップルに理解を示し涙を流すジュディが描かれています。理由としてはジュディの父親がホモセクシュアルであり、それゆえにひどい差別を受けていたそうです。また自身も同性の恋人がいたことも要因だとされています。
そのため当時の同性愛コミュティでは彼女の人気は絶大で、彼女の死のニュースは大きな動揺をもたらしました。
現在のレインボーパレードの発端となった史上初の同性愛者による暴動「ストーンウォールの反乱」は、ジュディの葬儀が行われた教会付近で葬儀翌日に起きており、彼女の死がきっかけのひとつだったと言われています。
また「レインボー・フラッグ」や「レインボーカラー」がLGBTQコミュニティのシンボルのきっかけになったのも、ジュディが『オズの魔法使』で歌った「虹の彼方に」から由来しているという説もある。
そして「ドロシー(=ジュディ)のお友達」はスラングで「同性愛者」を指すことがあるそうです。
映画『ジュディ 虹の彼方に』より
まとめ
映画ではパフォーマーとしてのジュディとひとりの女性としてのジュディがメインに描かれており、同性愛者に理解を示すシーンはほんのわずかしか含まれていませんが、今日のレインボーパレードやレインボーフラッグのきっかけになったかもしれない重要人物の最晩年を見れることはとても素晴らしいことだと思います。またジュディを演じたレネー・ゼルウィガーさんは全ての歌唱シーンを本職の歌手による吹き替えなしでこなしていて、その圧巻の歌唱力も本作の見どころです。
▼映画『ジュディ 虹の彼方に』予告編▼
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