あらすじ
主人公勝生勇利は23歳のフィギュアスケート特別強化選手。
実力はあるが、初出場したグランプリファイナルで、メンタルの弱さからの大敗が響くなど、その後も大きな大会へも選抜されずに自身のシーズンが終了となる。
スケートのために留年していた大学も卒業したことから、引退も含めた今後の身の振り方を考えるべく、スケート拠点にしていたデトロイトから5年ぶりに故郷・九州長谷津の実家である温泉施設「ゆーとぴあ かつき」に帰省する。
実力はあるが、初出場したグランプリファイナルで、メンタルの弱さからの大敗が響くなど、その後も大きな大会へも選抜されずに自身のシーズンが終了となる。
スケートのために留年していた大学も卒業したことから、引退も含めた今後の身の振り方を考えるべく、スケート拠点にしていたデトロイトから5年ぶりに故郷・九州長谷津の実家である温泉施設「ゆーとぴあ かつき」に帰省する。
落ち込み状態からの気持ちの切り替えを兼ね、昔のリンクメイト西郡優子の前で憧れの世界トップフィギュア選手ヴィクトル・ニキフォロフのプログラムを滑るが、その動画を優子の三つ子の娘たちによって無断でネットにアップロード、拡散されてしまう。
1か月後、その動画を観たヴィクトルが「ゆーとぴあ かつき」を突然訪れ、勇利のコーチになると申し出る。
1か月後、その動画を観たヴィクトルが「ゆーとぴあ かつき」を突然訪れ、勇利のコーチになると申し出る。
▼TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』PV▼
おすすめポイント
2018年に放映したテレビアニメ『ユーリ!!! on ICE』は華麗なスケート作画や作中の曲、それに纏わる人間ドラマなどいろいろな面で話題になりました。男子フィギュアスケーターの本田武史や織田信成やステファン・ランビエール が本人役として、大会の解説やレポーターとなってゲスト出演しており、2018年2月の平昌オリンピックにて、須崎海羽と木原龍一のペアが劇中曲を使用し話題となりました。
美しく情熱的でそれぞれに個性があふれる選手たちのスケートプログラムは視聴者のこちら側が応援したくなります。
美しく情熱的でそれぞれに個性があふれる選手たちのスケートプログラムは視聴者のこちら側が応援したくなります。
TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』より
女性的に踊る男性フィギュアスケーター
『ユーリ!!! on ICE』はジェンダー的表現でも話題になりました。作中のメインキャラは男性フィギュアスケートの選手なので、男性らしく踊るというのがセオリーなのですが、主人公の勝生勇利は男女のやりとりがテーマの演目で女性側を踊り、ライバルのユーリ・プリセツキーも女性的に踊るよう指導されるシーンがあります。また指導者ヴィクトルも選手時代の演目に「男性女性どちらでも見られるように」とかなり性差を取っ払う表現があります。
実際の男性フィギュアスケート選手にも女性的な踊りを演目に組み込む選手はいますが、結構稀です。
TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』
演技を審査する審査員もスポンサー企業も、女子選手には「女性らしさ」を期待し、男子選手には「男性らしさ」を期待されていることも多く、女性らしい表現を追求したアメリカの元フィギュアスケーターのジョニー・ウィアーは2011年に出版された自伝で、自身のフェミニンな表現やルックスのせいで、アメリカスケート連盟から冷遇されたと語っています。
他にももともとは紳士淑女のスポーツ故に「女性の衣装でパンツスタイルはダメ」と言ったルールが数年前まであったほどです。
他にももともとは紳士淑女のスポーツ故に「女性の衣装でパンツスタイルはダメ」と言ったルールが数年前まであったほどです。
そういったある意味男性性女性性がハッキリ求められるフィギュアスケート界で男性が女性的な演目で演技することを良しとした構成はかなり魅力で勢いを感じます。

TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』
「愛」の表現方法
『ユーリ!!! on ICE』は、他にもかなり話題になった部分がありました。本作は女性をメインターゲットに定めた作品で、そこに所謂BL的な妄想に繋がりやすい作品だと思ます。しかし、それだけには収まらないに「愛」の表現方法が話題を呼びました。
明確に「愛」だと表現されるのは師のヴィクトルと弟子の勝生勇利で、師弟のような、家族のような、兄弟のような、恋人のような、この関係をひっくるめて「愛」と表現しています。この師弟の愛だけではなく、地域愛だったり、他のキャラクターたちの愛もこの作品の見どころです。
結構、ハグしたり、指輪を交換したり、キスをしたかのように見える表現があったりと、同性愛表現とも思えなくないシーンがいくつもありますが、実際のフィギュアスケート界では同性愛者が多くてもそれをオープンにしづらい空気なのだとか。
同性愛者であることをカミングアウトしているスケーターもいますが、その多くが選手としてピークを終えてからなので、なかなかに難しい環境なのだと思います。
また本作の主人公勝生勇利とヴィクトルはそれぞれ日本人とロシア人で、当時G8(主要国首脳会議)の中でも唯一同性同士で結婚またはそれに準ずる制度や法がない国だったのも話題になりました。(21年現在G8からはロシアが参加停止中で、日本では同性パートナーシップ制度が開始されました)
明確に「愛」だと表現されるのは師のヴィクトルと弟子の勝生勇利で、師弟のような、家族のような、兄弟のような、恋人のような、この関係をひっくるめて「愛」と表現しています。この師弟の愛だけではなく、地域愛だったり、他のキャラクターたちの愛もこの作品の見どころです。
TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』
結構、ハグしたり、指輪を交換したり、キスをしたかのように見える表現があったりと、同性愛表現とも思えなくないシーンがいくつもありますが、実際のフィギュアスケート界では同性愛者が多くてもそれをオープンにしづらい空気なのだとか。
同性愛者であることをカミングアウトしているスケーターもいますが、その多くが選手としてピークを終えてからなので、なかなかに難しい環境なのだと思います。
また本作の主人公勝生勇利とヴィクトルはそれぞれ日本人とロシア人で、当時G8(主要国首脳会議)の中でも唯一同性同士で結婚またはそれに準ずる制度や法がない国だったのも話題になりました。(21年現在G8からはロシアが参加停止中で、日本では同性パートナーシップ制度が開始されました)
TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』
まとめ
セクシュアリティやジェンダーを絡めてオススメしましたが、それ抜きにしてもスケーティングの作画や音楽が素晴らしいのでオススメです!いろんな各国のキャラクターがいるのでお気に入りのキャラクターを見つけるのも楽しいかもしれません。私はあまり出番はなかったですが韓国のイ・スンギルの演目が好きですね…あとはカナダのジャン・ジャック・ルノワ……ですかね……翼の折れたJJが結構ツボなんですよね(笑)
▼TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』PV▼
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