ハイヒール革命


あらすじ

男として生まれた真境名(まじきな)ナツキ。(本名:真境名 薫)

その瞬間は小学校に入学する時に訪れる。真っ黒なランドセルをプレゼントされた時、愕然とした。
説明のできないモヤッとした違和感が残る。女子の制服を着たくても先生にすら理解してもらえない抑圧された中学時代。

それから一転、女子バレー部キャプテンとして活躍する劇的な高校生活。

家族の優しさに支えられ、なりたい自分へ近づくために七転八倒。

思春期に様々な障害を乗り越えてきた彼女は、コンプレックスをいかにして自分らしさに変えたのか?
より美しくなるためにどう生まれ変わってきたのか?

10代の終わりに決心した難しい手術は本来の自分を勝ち取るための、まだほんの始まりにすぎなかった―

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映画『ハイヒール革命!』より

感想

『ハイヒール革命』は2016年のドキュメント映画で、10代の終わりに男から女に生まれ変わった真境名ナツキさんの過去と現在を映し出したドキュメンタリードラマです。

真境名さんの同僚や母や家族、元同級生や担任との会話や世間の声を収録したインタビューと、濱田龍臣さんが真境名さんの少年時代を演じた再現ドラマで彼女の半生を描いています。

真境名さんの中学校時代の無理解な教師から詰め寄たれるエピソードは、とても苦しいものであり、私自身も「そういうことあったなぁ」とちょっと思い出したりもしました。その後はスカート履いて登校する、女生徒として高校に通うなんてことは私自身できなかったことなので、すごいと思うし、まさに『革命』といった感じがしました。

ハイヒール革命03
映画『ハイヒール革命!』より

また私が興味を持ったのは、眞境名さんの同僚であるニューハーフの人たちのインタビュー。「オカマ」などの蔑称に対しての意見だったり、手術に対してのお話などもされていて、同じニューハーフさんでも考え方などが違って面白かったです。まさにダイバーシティ。

重たいエピソードや重たいテーマでもあるのですが、コミカルに彩っていてとても爽やかに、それでいて考えさせられる作品だったと思います。

▼映画『ハイヒール革命!』予告編▼


書籍紹介

ハイヒール革命01

【内容紹介】
2016年9月公開予定の映画「ハイヒール革命」は「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」を始め数々の映画祭に出品が予定されている話題作! 主役デビューを果たした著者は性同一性障害。中学生の時、セーラー服に替えて登校した経緯は、当時新聞でも話題に。小さな革命を自らおこすことで、人は誰でも変われる! そして人との違いは素敵な「個性」なのだと思える、元気の出る1冊。

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