今は男女問わず使われている単語や言葉でも、昔は女性だけが使ってたこともあるよ、というお話。その代表格とも言える『女房言葉』。
室町時代から宮中や院に使える女性が使っていた言葉ですね。有名なのは『田楽』を女房言葉で『おでん』とか。『杓子』を『しゃもじ』とかですかね。それらが巡りめぐって、女性だけの言葉としてだけでなく、男性にも使われていると思うと感慨深いです。
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言葉……と言えば、東京出身の知り合いがいるのですが、九州生まれの九州育ち、もちろん言葉も九州弁の私には、その東京出身の知り合いの言葉が、めちゃめちゃ優しく聞こえるんですよね。
女房言葉もそうだけど、優しい言葉とか柔らかい言葉の方が広まりやすいのかな?とか思ってたら、『シカト』『ピカイチ』『テンパる』なんかは決してそういうワケじゃないし。結局言葉って不思議で面白いってことなんだなあ。
個人的に意外にも後世まで残るんじゃないかなと思う言葉は、色んな意味での『スイーツ』とネットスラングの『草』。こうして考えると言葉って面白いですよね。ひらがなも女が使う文字だ!なんて言われてた時代もありますし……興味が尽きませんね!