「ネカマ」は蔑称?

「おかま」が蔑称なら、その蔑称を基にした「ネカマ」も蔑称になるのか?

結論から言うと「なりません」。そもそも蔑称を基にしたからと言って、必ずしも蔑称になるとは限らないですしね。

せっかくなので何故「おかま」が蔑称と言う扱いになってしまったのかというお話をしようと思います。ずばり「差別的に使用された歴史があるから」というもの。それだけ?って思うかもしれませんが、それだけで充分な要因なのです。
 
「ネカマ」も全く差別的な使われ方をしなかったかと言われたらそうではないですが、現在では差別的な意味合いはほとんどなく漠然と「ネット上で性別を偽る人」「ネットとリアルとで性別が違う人」というニュアンスで使われている感じかなと。
 
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同じような理由で「ホモ」という言葉も本来は異性愛と区別する単なる専門用語だったのに、差別的に悪意を持って使われた歴史があるため蔑称に成り下がってしまいました。また逆に欧米でもともと「(性的マイノリティの人を指して)変態」という意味を持ち、差別的に使われていた「クィア」という言葉は、ポジティブな使われ方をしたことで蔑称ではなくなりました。
  
こういったエピソードを聞くと、言葉って使い方ひとつでネガティブなイメージにもポジティブなイメージにもなるんだなと実感させられます。なので言葉の使い方はもっと気を付けたいなと思いますね。

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