術後に婦人科にて内診その2

法的な性別変更するためには外性器だけなく、内性器もチェックします。分かりやすく言えば女性の卵巣・卵管・子宮・膣、男性の精管・精嚢・前立腺の内、卵巣と子宮と精嚢がないことをチェックします。これが法的に性別変更するための条件のひとつなのです。
  
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そのためには婦人科などでエコー検査をしますが、男子として産まれ男子として育ち、自分の意志で性別適合手術をして、そのために各種検査もしてるから、当然、卵巣や子宮や精巣がないことを自覚しているので、気を抜くと「何のために検査してるんだ?」という気分にかられます。
  
いや。ちゃんとした医師の診断や万が一ってことがあることも分かるんですよ。でも気を抜くと「え?なんで?」って気分になるんですw そしてないと診断を受けたあとも「でしょうね!」という感想しかない。

本当頭空っぽにしないと虚無というか虚しいというか、よく分からない感情になります。というわけでこれで無事に法的な性別変更に必要な条件のひとつである「内外性器」の条件はクリアーしましたので、ここからはのんびりカウンセリングしたり書類整理したりします。
  
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