今回は2014年公開の映画を5作品紹介します!
目次
【恋人の母と息子の恋人】追憶と、踊りながら【イギリス映画/ゲイ】

▼映画『追憶と、踊りながら』予告編▼
初老を迎えたカンボジア系中国人のジュン。ロンドンの介護ホームでひとり暮らしている。彼女の唯一の楽しみは、息子のカイが面会に来る時間だった。カイは自分がゲイで恋人リチャードを深く愛していることを母に告白できず悩んでいたのだ。そんなある日、カイが交通事故で突然この世を去ってしまう。孤独なジュンを心配したリチャードは、カイの“友人”を装ったまま、ジュンの面倒を見ようとするが…。
息子に依存気味の母親とその息子の同性の恋人の切ないやり取りのイギリス映画です。言葉の壁や確執を乗り越えて和解できるのかが見どころです!
▼関連記事▼
【きらきら眩しい三角関係】彼の見つめる先に【ブラジル映画/ゲイ】
▼映画『彼の見つめる先に』予告編▼
【あらすじ】目の見えない少年レオは、ちょっと過保護な両親と、優しいおばあちゃん、いつもそばにいてくれる幼なじみのジョヴァンナに囲まれて、はじめてのキスと留学を夢見るごく普通の高校生。でも何にでも心配ばかりしてくる両親が最近ちょっと鬱陶しい。ある日、クラスに転校生のガブリエルがやってきた。レオとジョヴァンナは、目が見えないことをからかったりしない彼と自然に親しくなっていく。
大人の入り口に立つティーンエイジャーの揺れ動く感情を、サンパウロの降り注ぐ日差しの中でみずみずしく映し出したブラジルのきらきらまぶしい青春映画です!
【女友達は親友の夫?】彼は秘密の女ともだち【トランスジェンダー仏映画】
彼は秘密の女ともだち
posted with カエレバ
▼映画『彼は秘密の女ともだち』予告編▼
クレールは幼い頃からの親友のローラを亡くし、悲しみに暮れていた。残された夫のダヴィッドと生まれて間もない娘を守ると約束したクレールは、二人の様子を見るために家を訪ねる。するとそこには、ローラの服を着て娘をあやすダヴィッドの姿があった。
妻の死をきっかけに、自らの性別違和に気付いていく男性の姿を、亡き妻の親友の視点から描く作品で、飾りっけのないクレールの変化や入り乱れるジェンダーも見どころです!
▼関連記事▼
【同性婚できてもそれからが大変!】人生は小説よりも奇なり【アメリカ映画/ゲイ/同性婚】
人生は小説よりも奇なり
posted with カエレバ
▼映画『人生は小説より奇なり』予告編▼
【あらすじ】ニューヨーク、マンハッタン。39年連れ添ってきた画家のベンと音楽教師のジョージは念願叶って結婚する。新たな人生は順調に始まるはずだったが、同性婚が理由でジョージは勤務先をクビになってしまう…。問題が次々と押し寄せ、2人は長年暮らしたアパートを離れ、新婚早々に別居を余儀なくされる。
2014年のアメリカ映画で監督はアイラ・サックス。 ニューヨークを舞台に同性婚の合法化を受けてようやく結婚したゲイの熟年カップルが辿る運命の変転を描いてます。念願の同性婚をしてからスタートという苦難を乗り越えるサクセスストーリーです!
▼関連記事▼
【ゲイ&レズビアンが炭鉱夫を救う!?】パレードへようこそ【イギリス映画/LGBTQ】

▼映画『パレードへようこそ』より▼
1984年ロンドンに住むゲイの青年マークは、スト中の炭坑労働者とその家族を支援するため、ゲイ&レズビアンの仲間たちと『LGSM』という組織を結成し募金活動を始める。しかしいざ募金を集めてみると、彼らへの偏見で支援の申し出はことごとく断られてしまう。そこに唯一支援を受け入れてくれる炭坑が現れたが、それはちょっとした勘違い。お礼に招いたウェールズの炭坑町の町民たちは、初めて出会ったゲイ&レズビアンの面々に驚き、偏見を持って冷遇する。しかし、最初は冷ややかだった町の人々も交流するうちに徐々にお互いの心が開き始める。
LGBTQが炭坑夫を救う!?境遇の違いを乗り越えた友情は、やがてサッチャー政権を揺るがす伝説のパレードとなった―。笑いと涙が溢れる、知られざる感動の実話のイギリス映画。
▼関連記事▼