
あらすじ
ランジェリー・ショップで働くマルシアは、ちょっと太った冴えない女の子。単調な日々を送っていたが、ある日、街を歩いている時に、パンク風のマオという少女に声をかけられる。マオはレズビアンで、一目ぼれしたとマルシアに迫る。驚いて拒絶して逃げようとするマルシアだが、マオとマオの連れであるレーニンに脅され、目隠しをされて車に乗せられ、強引に旅に連れ出されてしまう。
感想
『ある日、突然。(原題:TAN de REPENTE、英題:Suddenly)』は、2002年のアルゼンチン・オランダの映画で、アルゼンチン作家セサル・アイラの短編小説 『La Prueba (証明)』。ブエノスアイレスを舞台に、3人の少女達の旅をモノクロ映像で描いているロードムービーのような作品。
物語は冴えない…というか真面目過ぎるマルシアがヤンチャで悪さばかりしているマオとレーニンに強引に当ても目的もない旅に連れ出されるお話。真面目過ぎるが故に何も知らなかったマルシアにとってはどれもが新鮮で刺激的な体験となる。
物語は冴えない…というか真面目過ぎるマルシアがヤンチャで悪さばかりしているマオとレーニンに強引に当ても目的もない旅に連れ出されるお話。真面目過ぎるが故に何も知らなかったマルシアにとってはどれもが新鮮で刺激的な体験となる。
そしてマルシア、マオ、レーニンの3人はその旅で愛を知り、掛け替えのない体験をして、成長…というより、何事も体験する大切さを学ぶ、そんなストーリー。ストーリーもキャラクターもはちゃめちゃだけど、ラストはしっかりまとめてきたのでじっくり観れる作品だと感じました。
もともとはマオが一目惚れしたマルシアを落とすため…なのかな?強引に旅に誘います、誘うって言うかもうほぼ脅しでほぼ誘拐。愛を知って、愛を証明する旅が始まったのだけど、後半はレーニンの1人の叔母さんの家を訪ねて、そこで寝泊まりすることになる。ここから3人は愛だけじゃなくて孤独や嫉妬、死をも経験する。この経験が学びであり、3人にとって愛の糧になったのかなと思います。
全編モノクロだけどおしゃれな映画で、物語に大きな起伏はなくただただゆったりとした気分で見れる作品です。
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全編モノクロだけどおしゃれな映画で、物語に大きな起伏はなくただただゆったりとした気分で見れる作品です。
映画『ある日、突然。』より
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