これは高校の時のお話です。当時自分のセクシュアリティに悩んでいて「自分は男子にカテゴライズされるのに、男性に惹かれる。女性も嫌いではないけど、恋愛対象化かと言われると…」的な。
そんなとき、友人が2種類の恋愛シミュレーションゲームをオススメしてくれました。ひとつはギャルゲーと呼ばれるたくさんの魅力的な女の子が出てくるゲームで、もうひとつはBLゲームと呼ばれる、男の子を主人公にして、男の子との恋愛を楽しむゲームでした。
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当時、セクシュアリティに対して迷ってた時期だったので、「これで自分が好きな性別が分かるのでは!?」とか思ってました。つまり、ギャルゲーの女の子たちに惹かれればストレート(異性愛者)、BLゲームの男の子たちに惹かれればゲイ(同性愛)だと。
なんという暴論。でも当時は本気でした。しかしまぁ、お察しの通り、こんなことでセクシュアリティが分かるはずもなく、というか、やっててもバッドエンドになったり、恋愛の駆引きが面倒になったりして、それどころじゃなかったんですね。
よく考えたら、両方とも「主人公が男性」の恋愛シミュレーションゲームなんですよね。これが「女性が主人公」の恋愛シミュレーションゲーム、つまり「乙女ゲーム」ならば、自分の性的指向について何か……分からないだろうなぁ…。多分、ゲームを進めることにいっぱいいっぱいになるなー。
実は後にも先にも、恋愛シミュレーションゲームをやったのがこれだけなので、乙女ゲームとか、他の恋愛シミュレーションゲームも面白そうだなーと友人の話を聞いて思っております。……多分、することはないと思うけど。……ゲーム全般が苦手なので。苦手という名の下手っぴなので。