身上書とホルモン治療歴
性別適合手術をタイで受ける前に「身上書」と「ホルモン治療歴」を書いて送らなければまりませんでした。理由はタイで手術をする際、タイの医師の診断書もいるのでその前情報として、だそう。まぁ「これから手術する人はこんな人ですよ~」っていう取説みたいなもん。

ホルモン治療歴に書く内容は、ホルモン治療を始めたきっかけ(フライング・個人輸入・医師の指示/判断 などなど)、ホルモン治療を中止した理由(経済的理由・身体的理由 など)、ホルモン治療薬を減量した理由(睾丸摘出手術・医師の指示/判断 など)、ホルモン治療薬の種類を変えた理由(身体的理由・医師の指示/判断 など)。

こういった感じのことを時系列で大まかに書きます。本当におおまかでいいです。箇条書きでも大丈夫。私はホルモン治療の記録を付けていたのでそれを見ながら書きました。

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身上書に書く内容は、全体的に「自分史」の簡素版みたいなので、恋愛遍歴(女性、男性との性交歴みたいなの)、フルタイム歴(いつフルタイムで女性としての生活を始めたか、ハーフタイムもハーフタイム○年、フルタイム○年みたいな具合に書いてもOK)、ホルモン歴(簡潔にいつから始めたか、途中やめた人はそれも書く)※別紙に詳しく「ホルモン履歴書」を書いたので、軽く触れる程度で大丈夫。婚姻歴・子の存在(現在婚姻しているか、子がいるかいなかなど)。

これらも時系列で簡潔に書く。身上書と同じで本当に簡潔で大丈夫、自分も嘘は書かなかったけど、かなりザックリと書いたので、「これでいいのかな?」と思ったら、余裕でクリアーしました。というかあまり複雑に書くと、英訳する人が困惑するとかなんとか。

ちなみに「コレやらなかった!」って人も多いので、多分手術する病院やアテンダント会社にもよるかもです。

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