ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
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あらすじ
卒業式を翌日に控えた高校生活最終日。四年間の全てを勉学に注ぎ、名門イェール大への進学が決まった優等生のモリーは、いつものように親友エイミーとつるんで登校した。モリーは遊び人だと思っていた同級生たちが、それぞれ名門大学への進学や有名企業グーグルに就職すること知りショックを受ける。
尻軽女だと思っていたアナベルは同じイェール大で、大学に入ったら他人のふりをするわと言われてしまう。
▼映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』予告編▼
作品解説
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(Booksmart)』は、2019年に公開されたのアメリカ映画でオリヴィア・ワイルドの長編映画監督デビュー作。
原題の「book smart」とは「学識があり、高い教育を受けているが常識が欠けている」ことを意味し、日本語の「ガリ勉」に近い意味だそうで、学校で勉強しかしてこなかったガリ勉の女子高生コンビがハメを外そうと卒業パーティー出席に奔走する姿を描いています。
最初から最後までハイテンションで、時にはモリーとエイミーの行動には共感性羞恥を掻き立てられるような作品ですが、モリーとエイミーの友情だったり、同級生の知らなかった顔だったり、それぞれの恋愛模様だったり、青春映画の要素をこれでもかと詰め込んでいて、最後は「青春っていいものだな」と感じさせてくれる作品です。
原題の「book smart」とは「学識があり、高い教育を受けているが常識が欠けている」ことを意味し、日本語の「ガリ勉」に近い意味だそうで、学校で勉強しかしてこなかったガリ勉の女子高生コンビがハメを外そうと卒業パーティー出席に奔走する姿を描いています。
最初から最後までハイテンションで、時にはモリーとエイミーの行動には共感性羞恥を掻き立てられるような作品ですが、モリーとエイミーの友情だったり、同級生の知らなかった顔だったり、それぞれの恋愛模様だったり、青春映画の要素をこれでもかと詰め込んでいて、最後は「青春っていいものだな」と感じさせてくれる作品です。
映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』より
登場人物紹介&キャスト
モリー(ビーニー・フェルドスタイン)
生徒会長。高校生活の全てを勉学に注いだ優等生。名門イェール大学への進学が決まり勝ち誇っていたが、遊んでばかりの同級生も名門大学に進学すると知って愕然となる。高校生活を取り戻すべく、親友のエイミーを強引に誘って卒業前夜パーティーに乗り込む。
エイミー(ケイトリン・デヴァー)
モリーの親友。2年前にレズビアンを公言し、ボーイッシュな女の子ライアンに片思い中。コロンビア大学に進学する前に、ボツワナのホームスティを予定している。
ファイン先生(ジェシカ・ウィリアムズ)
気さくな性格で生徒に人気のクラス担任。モリーとエイミーのパーティーデビューがうまくいくよう後押しする。20歳の高校生テオから猛アタックされている。
ブラウン校長(ジェイソン・サダイキス)
校長先生なのに配送サービスに登録し、運転手をしている。卒業前夜にモリーたちを偶然乗車させ、別のパーティー会場へ連れて行く。
ジジ(ビリー・ロード)
モリーたちの行く先々に神出鬼没する富豪の同級生。
ジャレッド(スカイラー・ギソンド)
金持ちで悪趣味な車を乗り回す同級生。同類のジジといつもつるんでいるが、努力家のモリーに好意を寄せている。船上パーティーを開催するが誰も来ない。
ホープ(ダイアナ・シルヴァーズ)
クールな美女だが近寄りがたい雰囲気のあるクラスメート。
アナベル(モリー・ゴードン)
あだ名はトリプルA(アメリカ自動車協会:呼べばすぐ来る=尻軽)。男遊びと勉強を両立し、モリーと同じイェール大への進学が決まっている。
ニック(メイソン・グッディング)
生徒会副会長。誰からも好かれる人気者で、名門ジョージタウン大学へ進学する。卒業前夜に、叔母の家で盛大なパーティーを開催する。
アラン(オースティン・クルート)
女優を演じるゲイの演劇部員。演出家気取りのジョージとつるみ、卒業前夜にミステリーパーティーを企画する。
映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』より
多様性の肯定を描いた作品
本作の特筆すべき点は「多様性の描き方」。
アメリカの学園ものの作品と言えば、スクールカーストで上下関係がはっきりしていて、性的指向や服装、体形、人種などをイジってからかうといった場面が必ずと言っていいほど入ってきますが、本作はほぼ皆無。
主人公モリーのぽっちゃりした体格も、エイミーのレズビアンも誰も否定せず。その個人を構成する素敵な要素として肯定されています。
また出オチ担当のビッチキャラやお笑い担当のネイティブアメリカン、いるかいないか分からないぼっちキャラもおらず、みんながみんな、そのポジションを疑問に思ったり、それを素敵な要素だととらえたりして肯定的な印象です。
アメリカの学園ものの作品と言えば、スクールカーストで上下関係がはっきりしていて、性的指向や服装、体形、人種などをイジってからかうといった場面が必ずと言っていいほど入ってきますが、本作はほぼ皆無。
主人公モリーのぽっちゃりした体格も、エイミーのレズビアンも誰も否定せず。その個人を構成する素敵な要素として肯定されています。
また出オチ担当のビッチキャラやお笑い担当のネイティブアメリカン、いるかいないか分からないぼっちキャラもおらず、みんながみんな、そのポジションを疑問に思ったり、それを素敵な要素だととらえたりして肯定的な印象です。
映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』より
まとめ
多様性の肯定を描くことは実はとても難しいことで「作品を作る自由が狭まる」「みんないいこちゃんになってつまらない」「ポリコレが結果的にノイズだ」とネガティブなイメージを持たれることもしばしば。本作でも、そういった部分も感じなくはなかったですが、それ以上に「豊かな実際の社会」を描くことができるのだと感じました。今後、『ブックスマート』のように多様性を豊かに描く作品が出てくるとしたら、どういったアプローチになっていくか楽しみだなと感じました。
映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』より
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