こころの負荷と身体的性別移行
社会的性別や身体的性別の強い違和感やそういった性別違和が原因で社会生活が困難だったり、差別や偏見に苛まれたりなど、性別違和を抱えている人はこころに負荷がかかることも珍しくありません。

その結果、こころが傷ついてふさぎ込んだりすることも。ちなみに「こころの病」と「身体的性別移行」だとこころの病の治療を優先されます。

理由は身体的性別移行を優先させた場合の心身の安全が保障できないから。

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もちろん「こころの負荷の原因が性別違和なら身体的性別移行したほうがいい」という意見も分かりますし、私自身もそう思うこともありますが、心身の安全の保障ができないという点も納得できるので、しょうがないのかなという思いです。

性同一性障害の治療においてはカウンセリングをしてこころに負荷を減らしつつ、問題を少しずつ解決していくのがベターですね。

「早く身体的性別移行をしたい!」という気持ちも分かるけれど、身体的性別移行に進めない間はカウンセリングなどでメンタルケアをしつつ、できる範囲の性別移行(脱毛やメイクの練習など)をして実生活経験を積んだりしつつ、いろいろチャレンジすることをおすすめしてます!