LGBTQスポーツ


【水球のゲイチーム】シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち【ゲイ・トランスジェンダー/映画】

シャイニーシュリンプス02
▼映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』予告編▼

【あらすじ】
元オリンピック銀メダリストの水泳選手マチアスは、同性愛者に対する心ない発言への罰として、ゲイのアマチュア水球チーム「シャイニー・シュリンプス」のコーチに就任する。マチアスに課されたミッションは、弱小チームの彼らを3カ月後に開催される世界最大のLBGTQ+五輪「ゲイゲームズ」に出場させること。実在するゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルにした作品で、ゲイに対する偏見、差別、それに立ち向かうための努力などが描かれています。特徴としてはゲイ差別な発言をしたマチアスがゲイチームのコーチをすることになるのですが、差別意識は健在。
しかしそれはそれとして、チームを勝利に導く、選手をセクシュアリティだけで判断せず個人で見るということをチームの成長と共に描かれています。

【性別違和を抱える子✕韓国相撲】ヨコヅナ・マドンナ【性別違和/映画】

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▼「ヨコヅナ・マンドナ」予告編▼
【あらすじ】
太めの高校生ドングの夢は、性転換して憧れのマドンナのような完璧な女性になること。そんなある日、韓国相撲 (=シルム)の大会で優勝者に500万ウォンが贈られることを知り、力だけは自信のあった彼は意を決してシルム部に入門することに。ところが、裸になるばかりか男子と肌を合わせなければならず、どうしても恥ずかしがってしまう。女性になることを夢見る主人公オ・ドング役はリュ・ドックァン。ちょいぽちゃ体系で見た目的にもマドンナからは程遠い見た目ですが、なんとも健気で女性的な仕草が可愛らしく感じました。
シルム(韓国相撲)というドングとは肌が合わなそうな競技に対しても、ちゃんと向き合いひたむきに努力する姿は見ているこちらが応援したくなります。

【バレーボール✕ニューハーフ】アタック・ナンバーハーフ【トランスジェンダー/映画】

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▼映画『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』予告編▼
【あらすじ】
タイの国体出場を目指すバレーボール選手のジュンとモンは、「オカマ」であることを理由に仲間から蔑まれ、地区選抜にすら出させてもらえない。 
そんな時、新たに女性のコーチが就任。彼女もまた、「オナベ」という理由で差別と偏見に晒されてきたのだった。 
彼らは友人達を誘い、前代未聞のバレーボール・チームを誕生させる…。

タイで実在したバレーボールチーム “サトリーレック”(=鋼鉄の淑女)をモデルとして、差別や偏見を乗り越えて大会に勝利するまでを描く物語です。
ストーリーはいわゆるスポ根系でありながら、性的マイノリティ故の疎外感や無理解、差別などもしっかり描きつつ、全体的にコメディタッチで描かれ、扱っている内容は重いにもかかわらずすんなりと内容が入ってくるつくりになっています。

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【キックボクシング✕トランスジェンダー】ビューティフルボーイ【性別移行/映画】

ビューティフルボーイ01
▼Beautiful Boxer (2003) - Movie Trailer※日本語字幕なし▼
【あらすじ】
タイの農村の貧しい家庭に育ったパリンヤー少年。トゥムの愛称で呼ばれる彼は、自分は本当は女の子だと信じていた。いじめられっ子だったトゥムだが、ひょんなことからお祭りのムエタイ大会に出場したところ、思いがけず勝ってしまい、賞金を手にする。 
これがきっかけとなり、彼は家族を助けるためにムエタイ選手になることを決意する。厳しい練習に耐え、王者への道を駆け上がるトゥム。その一方で、次第に女であることを抑えきれなくなっていく彼は、ある日、化粧をしてリングに上がるのだった...。

実在のトランスジェンダーのムエタイ選手であるパリンヤー・ジャルーンポンの半生を描いている。トゥム役の主演のアッサニー・スワンは元プロのムエタイ・チャンピオン選手です。
物語は幼い頃から自身の性別に違和感を感じているトゥムが、家計のためにと始めた格闘技を通じてアイデンティティを確立するお話で、そこに至るまでの苦悩や家庭を描いており、視聴者にも今トゥムがどういう感情かというのが分かりやすくなっていると思います。


【男のシンクロナイズドスイミング】ウォーターボーイズ【ゲイ/映画/ドラマ】

ウォーターボーイズ04
【あらすじ】
静岡県相良町の男子校・唯野高校の水泳部は、部員が鈴木智ただ一人しかおらず、廃部寸前だった。そこに新任の美人教師・佐久間恵が顧問に着任したことで、部員は30人に急増するが、佐久間の狙いがシンクロナイズドスイミングを教えることだと分かった途端、ほとんどが逃亡する。
部長の鈴木、何事も中途半端な元バスケ部員の佐藤、筋肉を付けたいガリガリのダンス少年・太田、カナヅチ克服と水の力学の解明を目指すガリ勉・金沢、ちょっと女の子っぽい早乙女の5人は取り残され、なし崩し的にシンクロの練習を始める。

成り行きから文化祭でシンクロナイズドスイミングを発表することになった男子高校生の奮闘と友情を描く青春コメディで、当時シンクロナイズドスイミングと言えば女性の競技という位置づけだったので「男子高校生がシンクロ!?」とインパクトのあるテーマだったと思います。

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