性同一性障害の診断書がおりやすい?

性別移行を望んでいるのですが、すでに性自認に合わせて経験を積んでいた場合、性同一性障害の診断書が取りやすくなるとかあるのでしょうか?

望んでいる性別で実生活を送るということはとても重要視されるので、そこらへんは加味されると思います。

性同一性障害の治療のガイドライン的には「性別移行した後に大きな問題なく実生活を送れるか」を重視しています。性別移行したはいいものの、実生活が送れていなかったりしてはそれはそれで問題ですからね。

なので、診断する際も医師やカウンセラーさんは基本的に「本当に性別移行した後、問題なく実生活が送られるかどうか」「本当に性別移行で生活の質は向上するのか」などにも焦点を当てて判断します。

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結局のところ、診断する医師の判断なので何とも言えない部分はありますが、すでに実生活を望みの性別で過ごされている場合は次へのステップも早いと思います。あくまでも実生活経験は判断材料のひとつですが……。

私が受診していたクリニックは実生活も見ていましたが「継続的な性別違和」も大事にしていたので、実生活が伴っていても「最低1年は診る」と言われました…多分これは「性別移行した後も揉んだ句実生活が送られているかを長期的に見る」という目的もあったかと思います。

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