つれないほど青くてあざといくらいに赤い /ｔｏｍｏｍｉ
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あらすじ
気になったことは何でも確かめねば気が済まないほど好奇心が強い高校一年生の知山アラタは転校先の高校である日、着替え中の一人の先輩と出会う。
初めて会ったときは女子の制服、次に会ったときは男子の体操着を着て男子と混じって体育の授業を受けるその先輩・速水ミハヤに対して性別の疑問に加え、
自身の中で得体のしれぬ感情を抱えるようになったアラタはミハヤに誘導された男子トイレの個室で様々な感情が縺れた疑問をぶつけ、
そこでミハヤから「私が卒業するまでの一年間君が一度もケダモノにならなかったら君の望む形で何でも答えてあげる」という賭けを提案され、それを受け入れたアラタとミハヤの奇妙な日常が幕を開ける。
初めて会ったときは女子の制服、次に会ったときは男子の体操着を着て男子と混じって体育の授業を受けるその先輩・速水ミハヤに対して性別の疑問に加え、
自身の中で得体のしれぬ感情を抱えるようになったアラタはミハヤに誘導された男子トイレの個室で様々な感情が縺れた疑問をぶつけ、
そこでミハヤから「私が卒業するまでの一年間君が一度もケダモノにならなかったら君の望む形で何でも答えてあげる」という賭けを提案され、それを受け入れたアラタとミハヤの奇妙な日常が幕を開ける。
漫画『つれないほど青くてあざといくらい赤い(著:tomomi)』より
感想
『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』はtomomiによる漫画作品で、好奇心の強い一年生の男子高校生・知山アラタと謎深き先輩・速水ミハヤとの出会いから始まるカリギュラ効果的深淵系ラブストーリーとなっています。カリギュラ効果っていうのは禁止されるほどやってみたくなる心理効果のことで、この場合「速水ミハヤの正体を暴いてはいけない」という禁止事項を破りたくて破りたくてしょうがなくなること。
実際、病的なまでに好奇心の塊のアラタは、先輩の正体を暴きたくて暴きたくてしょうがない…しかしアラタはその好奇心の強欲っぷりが功を奏して、力づく秘密を暴くより「速水ミハヤのすべてを知りたい」と思っている。
基本的に謎多き先輩と心霊的な謎を体験して解決するお話ですが、それがどこまでが本当でどこまで虚構なのか分からないもやもやが楽しい作品です。
漫画『つれないほど青くてあざといくらい赤い(著:tomomi)』より
謎の人物速水ミハヤ
アラタが転校した高校の三年に在籍する人物で、時には男子、時には女子の制服で学校に通っている、すべてにおいて謎な人物。
一人称もその時々で「僕」「私」と変化させ、学校の面々はミハヤの性別も素性も誰も知らず、様々な噂が付きまとうため、学校の「七不思議」の一つにも数えられる人物。
一人称もその時々で「僕」「私」と変化させ、学校の面々はミハヤの性別も素性も誰も知らず、様々な噂が付きまとうため、学校の「七不思議」の一つにも数えられる人物。
アラタが自分の卒業までの一年間に一度も「ケダモノ」にならなかったらアラタに自分の性別から正体、全てを確かめる機会をあげるという賭けを持ちかけます。
ミハヤの性別が「男性」でも「女性」でも「中性」でもなく「魔性」と表記されているのちょっと好きです。
ミハヤの性別が「男性」でも「女性」でも「中性」でもなく「魔性」と表記されているのちょっと好きです。
漫画『つれないほど青くてあざといくらい赤い(著:tomomi)』より
プロモーションビデオ
いくつか単行本発売記念にPVを公開していて、不思議で謎だらけな速水ミハヤに相応しく、cv佐倉綾音とcv村瀬歩の女性キャスト男性キャストのそれぞれがあるの面白いですね。【cv佐倉綾音ver.】つれないほど青くてあざといくらい赤い PV
【cv村瀬歩ver.】つれないほど青くてあざといくらい赤い PV
【cv村瀬歩ver.】つれないほど青くてあざといくらい赤い PV
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