今は結婚もしたし環境も変わったのでそこまでではありませんが、性別移行初期の頃は同級生同士のつながりが強くて、頻繁に遊んだり、飲み会なるものに参加したりしてました。
同級生たちは中学校or小学校の同級生なので、当然私が「男子」だということは周知しているし、当時はまだまだ私自身も男子として過ごしていました。
なので「女子扱いしてくれない!」って言って怒ることもないし、男子扱いされても「ちょっとヤダな」って思っても空気を壊すことはしない術を身に着けていました。
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で、お会計の時に男子料金と女子料金が発生しました。男子と女子で食べる量、飲む量が違うから、男子は多めに、女子は少なめに払うとい支払い方法ですね。
私は当然「男子として」会に参加していたので……というかそもそも日常的にも男子として過ごしていたので。当然「男子料金」を支払うものだと思いました。
するとひとりの感じの男子が「女子料金でいいよ」って言ってくれて、嬉しい反面「え?いいの?ダメじゃない?いいの?」と戸惑いもありました。
みんなにはカミングアウトしているわけじゃないので申し訳ない気持ちもあったけど、ありがたくその厚意に甘えることにしましたね。
今はもう環境も変わっちゃって同級生同士で集まって飲んで~なんてこともしなくなったので、あのときの「女子扱い」についての真相は聞けず仕舞いですが、とても感謝を感じた体験でした!
というかそもそも男女同じ料金でもいいような