2012年映画まとめ

今回は2012年公開の映画を5作品紹介します!



【ただ愛する人を守るために奮闘する】チョコレートドーナツ【アメリカ合衆国】

チョコレートドーナツ
▼映画『チョコレートドーナツ』予告編▼
【あらすじ】
1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。世界の片隅で3人は出会った。そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。

ショーダンサーのルディは猪突猛進なタイプ、かたや弁護士のポールはどちらかというと保守的なタイプ。そんな両極端な2人がマルコ少年のために奮闘する姿はとても愛情を感じました。ラストのルディの歌も圧巻です。

【何事も最後は大団円】マリーゴールド・ホテルで会いましょう【イギリス他】

マリーゴールド・ホテルで会いましょう
▼映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』予告編▼
【あらすじ】
すでに老年期に入り、年金を受け取りながら余生を過ごしていた7人のお年寄り。そんな彼らは、それぞれの理由からとある計画を実行しようとしていた。それは、インドにあるジャイプールへと移住するという、スケールの大きい計画だった。

優雅なリゾート生活を満喫しようとイギリスからインドのジャイプールにやって来た7人の熟年男女が、近い将来豪華になる予定のぼろホテルとジャイプールの街に圧倒されつつも、それぞれが新しい生き方を模索する姿を描いています。

【自由を求めて】GF*BF【台湾】

GFBF
映画『GF*BF』予告編
【あらすじ】
1985年、戒厳令下台湾の南部の街・高雄で窮屈な高校生活を送る美宝、忠良、心仁は、それでも青春を謳歌していた。男勝りな美宝と彼女を優しく見守る忠良はカップルと思われていたが実際は忠良に恋人として扱われず、結局告白された心仁と付き合うことに。その後台北に出た3人の関係は続くが、徐々にそれぞれの道を歩み始め、・・・。

1985年、1990年、1997年、2012年の台湾を舞台に、1人の女性と2人の男性の友情と恋愛を描いた青春映画です。簡単に言ってしまうと男女の三角関係ですが、彼らが成長するにつれてその関係性はどんどん歪なものになっていくという年代と年齢で見方が変わるストーリーです。

【壁の花の特権】ウォールフラワー【アメリカ合衆国】

ウォールフラワー
▼映画『ウォールフラワー』予告編▼
【あらすじ】
チャーリーは、新しく始まった高校生活に馴染めないでいる。ある日、チャーリーは同じ授業に出席しているパトリックと出会う。破天荒で陽気なパトリックに、チャーリーは興味を持つ。チャーリーは思い切って声をかけパトリックと義妹サムと仲良くなり、そして美しいサムに釘付けになる。

原作がジュブナイルと言われるだけあって、若者の甘いも苦いも痛いも詰め込んだ作品で、若者にとってどれだけ居場所というものが大事なのかが伝わります。

【スペシャルなラブストーリー】わたしはロランス【カナダ/フランス】

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▼映画『わたしはロランス』予告編▼
【あらすじ】
モントリオール在住の国語教師ロランスは恋人のフレッドに「これまでの自分は偽りだった。女になりたい。」と打ち明ける。それを聞いたフレッドは、ロランスを厳しく非難するも、彼の最大の理解者であろうと決意する。

物語の大筋は女性になりたいが女性であるフレッドも愛し続けるロランスと性的指向は男性なのに男だった恋人が女になりたいという2人のなんとも言えないラブストーリーです。

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