趣味嗜好が女性向けか男性向けかは診断に関わってくる?

性同一性障害の診断してもらう際、「女性向けのものが好き」「男性向けのものが好き」というのは影響したりするのでしょうか?

これはもう診断する医師によるとしか…

「心が女性なら女性向けのものを好むはずだ!」っていう医師もいれば「好みなんて人それぞれなんだから」っていう医師もいる。

一応、そういうのはマニュアルとしてカウンセリングして、それをどう判断するかは医師次第といった感じ。

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私が担当していたカウンセラーの人は「人それぞれって分かってるし、それで診断結果が決定されるわけじゃないけれど」と前置きしたうえで「ステレオタイプのエピソードがあると診断書に書きやすい」とおっしゃっていました。

事実、私が性別変更のために裁判所に提出する書類には、ホントに些細なジェンダーエピソードが書かれていて「そんなことで!?」って思ったりもしました。

中には「性自認が女性?でも趣味嗜好は男性寄りだね?これ実生活でなにか困ってることあるの?趣味嗜好が男性寄りなら、現状は実生活で不便してなくない?」という医師もいる。

現状、性同一性障害の治療って性別違和もさることながら「実生活を送るうえでとても不便している」ことを理由に治療をすることがメインだったりするので……。

まぁ医師次第でいろんな医師もいるということで。