ホルモン治療のフライング
実は私、ジェンダークリニックに通う前に1ヶ月くらい前倒しで自己判断でホルモン治療を開始してました。

こういうことをジェンダークリニックにかかる前にフライングでホルモン治療を始めるから「フライング」と言います。

フライングではじめる理由は人それぞれ…私の場合は気づいたときには限界だったから……ですね。

ホルモン治療は体に負荷のかかる治療ですので、フライングはあくまで自己判断の自己責任。

私もめちゃくちゃ種類とか量とか考えて、フライングをしました。ただまぁ、やっぱり不安だったんで、なるはやで病院を見つけて検査することにしたんですけどね。

ただ、性同一性障害の治療としてのホルモン治療は本来ガイドライン上では「カウンセリング・診察」→「性同一性障害と診断」→「ホルモン治療」という流れがあるので、クリニックによってはホルモン治療を辞めさせることもあるそうな。

私のかかったクリニックではホルモン治療を続けても大丈夫と言われたのですが、ホルモン治療を辞めさせる続けさせるの差は完全に医師の判断です。

ホルモン治療は体に負担のかかる治療なので、それなりに慎重になったほうがいいし、専門機関で検査はした方がいいとはやっぱり思いますが、フライングという手段もしょうがないという思いもあります。

だからやっぱり「自己判断の自己責任」ですね。

あとこれは性別移行が終わった今だから言えるんですけど、性別移行…ホルモン治療も手術も実生活経験も全部「自己判断の自己責任」だったなぁと。

うまくいかなかったからって誰のせいにもできない、その道を選んだのは自分なのだから…って考え根底にあるような気がしますね笑