ホルモン治療のフライングの話
以前「ホルモン治療のフライン」の話をしたときに、もう限界だ!性別移行をしたい!と思ってすぐには始められない…みたいな話をしたと思います。

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すぐに始められないとはどういうことか?というと、まず大前提として「ホルモン治療」にたどり着くまでに「病院探し」「カウンセリング」「各種検査」「性同一性障害の診断」などなど工程を踏まなければなりません。

これが結構厄介で、自分にあったいい病院がすぐ見つかる人もいれば、全然見つからない人もいる、見つかっても予約が半年先なんてざらにある。

性同一性障害の診断もすぐに出す医師もいれば、ちゃんと時間をかけて診察して診断を出す医師もいる。

なので、意外かもですがガイドラインに沿うと性同一性障害の診断とホルモン治療を同時進行って基本的にはできないことがあるんです。

つまり「いますぐ性別移行したい!」って思ってステップがあるから難しいってお話。

だからホルモン治療をフライングで始める人もいる…と私は思っています。

自分が限界を感じる瞬間にもう身体的性別移行を開始できてたらいいんですけど、そうはうまくはいかないから、結局は自分のペース配分次第。

私はそこらへん失念していて「そんなの待ってられないよ!」ってことでホルモン治療をフライングして病院探しからの治療でしたね。

まぁそれが結果的に良かったのはマジで奇跡。