もし日本語の一人称が他の言語のように性別に区別されなかったらどうだったでしょうか?
一人称で悩んでた時期はなんで日本語には性別で一人称別れてるの!
って思ってましたが……!!
一人称に関しては本当に悩んでいましたし。なんでこんなことで悩まないといけないの?って思ってました。
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しかし、アニメや漫画で俺と僕を使い分けてるキャラだったり、一人称でキャラ性が強まるのをみたら、日本の一人称の多彩さは楽しいなって思うことが増えました。
例えば『名探偵コナン』に登場する高木刑事はコナン君たちに対して「僕」、千葉刑事などの友人の前では「俺」になります。そういう使い分けができるの良いなって思います。
他にも印象的なのは『呪術廻戦』の五条先生はとても印象的な「俺」と「僕」の使い分けというか……「俺」から「僕」になった経緯をしていますし、『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍というキャラは友人相手でも目上の人相手でも「俺」を貫きます…個人的に彼の幼さや意地っ張りさを感じて好きです。
▼ちなみ英語翻訳解説も面白い▼
他にも『君の名は』でも一人称に戸惑うシーンがあり、かなり英語翻訳でも苦戦されたようですね。
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●映画『君の名は。』の一人称の表現【ジェンダー】
またアプリゲーム『プロジェクトセカイ』に登場するバーチャルシンガー(分かりやすく言うとボーカロイド)にはそれぞれのセカイにそれぞれのバーチャルシンガーがいるのですが、例えばKAITOというバチャシンで例えると、基本的にKAITOは「僕」で、ストリートのセカイのKAITOだけは「ボク」。
同じKAITOで同じ「僕・ボク」だけどかなり印象が変わってきますね!
ちょっとオタク心が出てしまいました。まぁ多彩な日本の一人称っていいなって話です。
例えば『名探偵コナン』に登場する高木刑事はコナン君たちに対して「僕」、千葉刑事などの友人の前では「俺」になります。そういう使い分けができるの良いなって思います。
他にも印象的なのは『呪術廻戦』の五条先生はとても印象的な「俺」と「僕」の使い分けというか……「俺」から「僕」になった経緯をしていますし、『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍というキャラは友人相手でも目上の人相手でも「俺」を貫きます…個人的に彼の幼さや意地っ張りさを感じて好きです。
漫画『呪術廻戦』より
▼ちなみ英語翻訳解説も面白い▼
他にも『君の名は』でも一人称に戸惑うシーンがあり、かなり英語翻訳でも苦戦されたようですね。
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●映画『君の名は。』の一人称の表現【ジェンダー】
またアプリゲーム『プロジェクトセカイ』に登場するバーチャルシンガー(分かりやすく言うとボーカロイド)にはそれぞれのセカイにそれぞれのバーチャルシンガーがいるのですが、例えばKAITOというバチャシンで例えると、基本的にKAITOは「僕」で、ストリートのセカイのKAITOだけは「ボク」。
同じKAITOで同じ「僕・ボク」だけどかなり印象が変わってきますね!
ちょっとオタク心が出てしまいました。まぁ多彩な日本の一人称っていいなって話です。
(口語なので、表記ゆれで「あっし」とされる場合もある。)
似たようなので一人称ではありませんが「~ですわ」や「~なのね」も女言葉に思えて、関西弁や協和語(昔の漫画の中国人キャラなどに見られた言い方)で普通に男も使うというのが。
ちなみに余談ですが、一人称「僕(ぼく・ボク)」の女性ってサブカルだといつから出てたのかなと思ったら、、横溝正史の昭和11年の短編にそういう女子がしれっと出てきたのは衝撃でした。